刺し子~和の美しさを手から生み出す~

こんにちは、Kです。

新年度が始まりバタバタと過ごしていました。

この時期は何かと忙しいですね。4月に入ってからブログの更新ができていませんでした。

ことの葉では朝礼の代わりに毎朝ホワイトボードでその日の作業内容や予定を確認するのですが、「さしこ」という見慣れない文字を見つけました。

指原莉乃?とアイドルオタクの私の脳内はさっしーに変換されてしまいましたが、すごく伝統的な作業でした。

本日は、そのさしこ=刺し子についてご紹介いたします。

 


刺し子に込めた想いと制作の工夫

刺し子は、布に針と糸で模様を描いていく日本の伝統的な手芸です。

今回制作されているのは、「麻の葉」という模様。健康や成長を願う意味が込められた模様だそうです。

また他には魔除けの意味もあるそうです。

刺し子を担当にしている方にお話を聞いたところ、「下絵を描くのが大変」とのこと。

でも、「綺麗にできたときは、頑張ってよかったなって思う」と、語ってくれました。

コツコツと針を進める姿がとても素敵で、思わず見入ってしまいました。

 

今回の作品はシンプルな模様ですが、「季節にあったものや、ハートみたいなかわいい模様も作ってみたい」と、新しいアイデアも広がっている様子で「今度は難しいやつにも挑戦してみたい」と、おっしゃっていました。


一閑張りと組み合わせた作品づくり

この刺し子布は、一閑張りの作品の上張りとして使われる予定です。

ここからは一閑張り担当とバトンタッチです。

刺し子と一閑張り、それぞれの手しごとが合わさることで、さらに素敵な作品になると思います。

どちらも根気のいる作業で大変だと思いますが、どんな作品に仕上がるのか本当に楽しみです。

 

私も同じ作業所で活動している一人として、こうして仲間の作品や想いを紹介できるのがとても嬉しいです。

これからも、みんなの頑張りや作品の魅力が伝わるような記事を書いていきたいと思います。

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