ウッドバーニング担当へのインタビュー(後編)

こんにちは、Kです。

お待たせいたしました。

ウッドバーニング担当へのインタビュー、本日は後編です。

お気に入りの作品やこれからのことなどをお伺いしました。

前編はこちら≫


5. むずかしいところや気をつけていることはありますか?

木目の変わり目でペン先を取られてしまったり、少しの焼き付けで色濃く描かれる木目と、何度もペンを走らせても薄くしか描かれない木目があるのが、どうしても難しいです。
そういった箇所はたくさんあるので、ペンの力加減には気をつけているつもりですが、それでもうっかりガタッとずれてしまうこともあって大変です。
また、デザインと考えると、比率や直線・曲線をできるだけ整えて描きたいと意識しています。
定規で測って、グリッドや目印をつけて…、しかし紙にペンで描くのとはやはり勝手が違います。
特に難しいのは曲線…なかでも円状に描くのは、紙であろうと木材であろうと、苦戦してしまいますね。

 

6. 今まで作った中で、気に入っている作品はありますか?

「昭和の筆箱」ですね!
まさかの大苦戦したテーマなんですが(…私の中で勝手に大正デザインを参考にしましたが)、
恐らく初めて、文字をしっかりいれたデザインにしたものなんです。
それまでは、文字を入れないように描いた方が良いのだろうとぼんやり思っていたんですが、
確認したところ、文字を入れてもOKとのことだったので、「コトノハ」と真ん中に配置した作品になりました。
それをきっかけに、デザインがイメージしやすく、固まりやすくなった感覚があります。
私の中では「コトノハ」と描かれて柄やパターンを多く取り入れているものは、
「コトノハシリーズ」なんて考えています。統一感は無いかもですが…。

「コトノハシリーズ」の小物入れ

 

7. これから作ってみたいデザインや、やってみたいことはありますか?

ぼんやりと、ウッドバーニング…よりも前、はんだごてを渡された時から、
カフェやお店のような雰囲気のデザインを描いていくのだろうと思っていました。
ドアに掛けるものだったり、プレートとかにワンポイント描いたり。
ことの葉の作品ももちろんですが、もしことの葉へご依頼等あればお受けしてみたいな…なんて、考えたりもします。
あたたかみのあるデザインに仕上がるウッドバーニングですので、温もりを感じるような場所にお届けできたら嬉しいです。

 


 

こちらもお気にいりの1つだそうです。

宇宙飛行士くまが描かれた三角定規です。

すごくかわいいですよね。

 

ことの葉ショップにもいろんなウッドバーニング作品を載せていますので、ぜひのぞいてみてくださいね。

 

今回、こんなにしっかりと質問に答えて頂けて嬉しかったです。

ウッドバーニング担当の方、ありがとうございました。これからも作品楽しみにしています。

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